平日は朝に出社して、残業が無ければ夕方に帰り、繁忙期は休日も出勤、というルーティンで仕事をしている人は多いでしょう。しかしIT業界では、このようなオーソドックスなルーティン以外にも、活躍できる働き方はたくさんあるのです。
在宅ワークは、その中でも一般的になりつつある働き方です。「外に出て働く」という概念を無視した新しい働き方と言えるでしょう。今までに全く無かったわけではありませんが、2023年の現在では、東京都内の大手企業の内6割近くがテレワークを導入しています。また在宅ワークはフリーランスの働き方の代名詞となっています。エンジニア、ライター、デザイナーなど、パソコンさえあれば成り立つ仕事をしている人のほとんどは、自宅に仕事場を持ち、在宅で仕事をしています。
始業時間と就業時間を自分で決めることができる、フレックスタイム制も、IT業界では多く見られる働き方です。日本での正式な導入は1988年なので、特に新しい働き方というわけではありませんが、ワークライフバランスの重要性が謳われるようになってから、今改めて導入を進めている企業が多くあります。エンジニアは、基本的に1人で作業をすることがほとんどなので、社員が一斉に仕事を始める必要が無いのです。そのため、フレックスタイム制は、IT業界に合っていると言えます。
従来の働き方から外れると不安になることもありますが、IT業界のような最先端の世界では、変化を恐れることは危険な行為です。新しい働き方も受け入れ、取り入れていきましょう。